水タバコ/シーシャ 炭の選び方
シロップ漬けのフレーバーは、直接着火することができません。
乾燥したパイプ用タバコと違い、水タバコ/シーシャには熱源必須。
管理人も、溶岩石や小型電熱器など、いろいろ試してみたのですが、
普段は静かに燃焼し、吸ったときだけ熱量があがる炭がベスト。
反面、扱いに慣れがいるし、マメに交換しなければならないなど、
家庭で楽しむ最大のストレスであるのも事実。
そんな炭と上手につき合う方法を、炭の種類から提案します。
着火材入りのイージーチャコール
粉末状の炭を煉り固め、着火材を添加したイージーチャコールは、
水タバコ/シーシャ最大の手間である着火を楽にしてくれます。
ライター程度の火力でも、20秒ほど炙ったあと、
数分放置すれば全体に火が回るのが特徴です。
形状も一定で、火加減がし易く、取り扱いは抜群に簡単。
ですが、着火材独特のニオイがするのが難点。
けど、それを差し引いても、家庭で手軽に楽しんだり、
着火設備の不十分な、屋外で吸うのには便利です。
水タバコ/シーシャ用ナチュラルチャコール
専用に売られている炭の中でも、ナチュラルと銘打たれた商品は、
イージーチャコールに付き物なニオイも無く、
水タバコ/シーシャの味を純粋に楽しめます。
しかし着火には、高火力で5分以上も炙り続ける必要があります。
キューブ状に整形された、ココナッツ由来の「ココナラ」が、
抜群に使い易く、火保ちもいいのでオススメです。
レモンやオリーブ由来の炭も、高級品として人気が高いのですが、
コストパフォーマンスは総じて悪く、やや趣味的。
業務用の炭
数kg~10kg単位でしか購入できませんが、
入手が容易で、コスト面でも優れた業務用の炭は、
日常的に水タバコ/シーシャを楽しみたい方にオススメです。
選ぶ際には、国産の「オガ炭」が良いと思います。
備長炭では火力が強すぎて不適当ですし、安い外国産の木炭は、
防腐処理がされていたり、作りが粗悪でニオイがすることも。
そのままでは大きいので、適切なサイズに割って使います。
総括
手間を省くか、味を優先するかで意見の分かれるポイントです。
後述しますが、着火用に電熱器を導入するのなら、
炭はナチュラルが絶対にオススメ。
火加減し易いココナラか、ローコストな国産業務用の二択です。
なお、バーベキューの席で水タバコ/シーシャする場合には、
肉汁のかかっていない部分を選んで。