個人で水タバコ/シーシャを楽しむ第一歩として、
まずは一式、購入しなくてはなりません。
とくに明確な区分はないのですが、みなさん便宜上
「ラージサイズ」「ミドルサイズ」「ミニサイズ」といった具合に、
定義付けて区別しています。
けど、ここでは「ボトルの大きさ」「パイプ径」「ホース」等、
ポイントごとに絞って解説します。
背の高さ
セット全体の背の高さは、味より装飾性や設置性に関わる要素。
使うシチュエーションに合わせて選びましょう。
テーブルに置いて使ったり、持ち運ぶには20~50cmくらいが適当。
屋内で床に置いて使うには、40~80cmくらいでしょうか。
写真のモデルは、チルイン全店で使っているタイプで、
クレイトップを含めて75cmです。
とくに背の高いモデルは不安定なので、使用時に注意を払って。
ボトルの大きさ
ボトルの大きさは、水の容量に直結します。
水が多いほど煙がよく冷え、フィルター効果も長続きするので、
長時間、水タバコ/シーシャをリラックスして吸いたいのなら、
これは断然、大きなものを選ぶべきです。
けど、リンゴくらいの小さなボトルでも、
30分くらいでしたらば、問題なく楽しめます。
なお、形状は、底面が広いモデルがオススメです。安定します。
材質
鉄は錆びます。真鍮も錆びます。
水タバコ/シーシャ用のパイプは、水に浸して使うものなので、
実用性ではステンレスに勝るものはありません。
けど、デザインで選ぶというのも、楽しみの一つ。
他の材質のパイプを選ぶ方は、使用後にお湯で洗って乾かして、
風通しの良いところに保管しましょう。
毎回でなくとも、洗剤とブラシで洗浄すればパーフェクトです。
ホース取り付け部の形状
ほとんどのパイプが、メス型と呼ばれる形状をしています。
市販されているホースのほとんどが、メス型用のものですので、
こちらのモデルを購入するのが無難です。
ジョイントをかませば、オス型シーシャ用のホースも使えます。
パイプ径
空気の通り道となるパイプは、太い方が吸うのに力がいりません。
これは、なるたけ太いものを選びたいところ。
もっとも、30分程度なら、そんなに大きなストレスでもないので、
たまーに引っ張りだしてきて楽しむ分には、多少細くても十分。
目安として、チルインで使っているパイプの内径は約1.3cm。
管理人が持ち運び用にオススメしているパイプで、1cm弱です。
ホース
パイプ同様、径が太いものが吸いやすいです。
取り付け部の形状で「メス型用」と「オス型用」とあります。
加えて、吸い口が「一体型」のものと「分離型」があり、
分離型の方が個別に洗えて、衛生的に使用できます。
なお、ホースの多くは中に針金が入っていて、
使用を重ねるごとに、少しずつ錆びます。
残り香をリセットし、衛生的に使用するためには、
「ウォッシャブル」と明記されたものを選びましょう。
吸い口
分離型ホースの先端に取り付けて、口にくわえる部品です。
デザイン、材質ともいろいろですが、ここの穴の大きさでも、
吸い心地は変化しますので、なるたけ大きなものを選びましょう。
プラスチックや金属が多いのですが、中にはガラスや陶器製も。
できれば実際にくわえて、口当たりを確認して選びたいところ。
金属製は、たまにバリが残っていることがあるので注意。
クレイトップ
フレーバーを盛りつける部分です。
一度にたくさん盛りつけられる、口径の大きなものの方が、
味もよく出るし、長時間水タバコ/シーシャが楽しめます。
このあたりは、口径だけでなく深さでも変わってくるので、
一概には言えませんが、直径5~6cmくらいのものが適当です。
保ち時間は、フレーバーの盛りつけ量で調整しましょう。
複数用意しておくと、サッとオカワリできたりして便利です。
総括
器具選びは、まずシチュエーションありき。
まず、どんなシーンで使いたいのかを念頭におき、
最適なモデルをチョイスしましょう。
実際のところ、ハマる方もいれば、ほどほどのところで
飽きてしまう方も多いので、あまり気張らず欲張らず、
必要最低限のセットから始めるのが無難です。